著者インタビュー
英語嫌いになる前に、親子で学びを楽しい体験にしてほしい
馬場早織(ばばさおり)
子どもたちに英語の楽しさを伝えるべく、多くの親子に寄り添い続けてきた馬場早織さん。
『小5でつまずかない! 5ステップで英語力がぐんぐん伸びる 英語好きな子どもの育て方』は、英語初心者の親御さんにも分かりやすく、家庭で取り組めるサポート方法が満載の一冊です。
この本に込めた思いや出版のエピソードについてお話を伺いました。
「本を通して親子で英語を楽しんでほしい」
馬場さんは、元公立小学校英語教師として、多くの子どもたちを指導してきました。中でも強く感じていたのは、小学校5年生の時期が英語好きになるかどうかの大きな分かれ道であるということ。だからこそ、本書では「おうち時間を活用し、親子で楽しく英語に触れることの大切さ」をテーマにしています。
「英語を嫌いになる前に、親子で一緒に英語に触れて、学びを楽しい体験にしてほしいんです。英語が苦手な親御さんでも、1日10分の簡単な工夫で英語を身近にできる方法をお伝えしています」と馬場さん。特別な教材や留学ではなく、日常の中での親子の触れ合いが、子どもたちの英語力をぐんと伸ばすきっかけになることを伝えたいと語ります。
SNSと違って、本は体系的に学べる
出版に至ったきっかけについて、馬場さんはこう振り返ります。「私自身、悩んだときには本を読んで新たなアイデアを得たり、心が軽くなったりした経験があります。そんな時、尊敬する知人から『親御さんに英語教育を広める手段として、本も一つの選択肢』という助言を受け、私の経験やノウハウを一冊にまとめることを決めました」。
本は情報が流れるSNSやブログとは異なり、手元に長く残り、体系的に学べる信頼できる手段と感じたといいます。自身の経験を本にすることで、悩んでいる親御さんたちの一助になれればと考えたのです。
高価な教材がなくても、家庭で英語力を育てられる
「この本では、親子で楽しみながら英語に触れる方法を紹介しています。特別な教材や高価な留学をしなくても、家庭で子どもたちの英語力を育てられるんです」。馬場さんは、英語が苦手な親御さんにこそ、この本を手に取ってほしいと話します。
「親子で笑いながら過ごす時間が、英語の学びを単なる勉強ではなく、言葉として楽しむ経験に変わります。この本が、親御さんの不安を少しでも解消し、お子さんの将来の可能性を広げるきっかけになればと思っています」。
馬場早織さんの『小5でつまずかない! 5ステップで英語力がぐんぐん伸びる 英語好きな子どもの育て方』は、家庭で英語に楽しく取り組むためのアイデアが詰まった一冊です。親子の大切な時間を、ぜひこの本とともに過ごしてみてください。