10 年間の思い出を、一冊の“カフェの本”に閉じ込めて**
2016 年に横浜・美しが丘西でオープンした book&cafe Nishi-Tei。
店内に流れる静かな時間、香り、ページをめくる音——。
その空気感を丸ごと持ち帰れるような一冊が誕生しました。
『the Book of book&cafe Nishi-Tei 〜10周年、ありがとうございます〜』は、
店主・Makiko さんがカフェの10周年を記念してまとめた、
“お店とスタッフ、お客様のための本” です。
10年間の感謝をのこしたい
「本という形で、10年間の感謝を残したい」**
本という形を選んだ理由について、Makiko さんはこう語ります。
本は電源がいらない
電波が届かなくても開ける
カフェでめくる音や紙の手触りまで含めて、思い出になる
本棚にしまってあると存在を忘れることもある
その“シンプルさ”にこそ、本の魅力がある
“カフェ”と“本”という組み合わせを大切にしてきた店主だからこそ、
10周年は紙の本で残したい。
そんな思いから、この記念本は生まれました。
カフェオープンまでの道のりやお客様
本書は、book&cafe Nishi-Tei の10年間を振り返るエッセイ、写真、日記的な言葉から構成された一冊です。
カフェオープンまでの道のり
出会ってきたお客様のこと
お店を支えてくれた仲間たち
インスタグラムに書き留めてきた記録
その時々の思い
日常の小さな気づき
写真とともに振り返る10年の景色
“カフェをつくる” “続ける”という営みに寄り添うドキュメントでもあり、お店を愛するファンにとっては 裏側まで垣間見える贈り物のような本です。
高校時代から日記を書き続け、出版社で編集を経験し、
その後の人生でも旅やカフェ巡りを重ね、
「書く」「撮る」「残す」ことを自然に続けてきた人ならではの視点でつくられています。
本の随所に散りばめられた言葉や写真は、
10年間ここで育まれてきた人と時間のぬくもりそのものです。
かばんに忍ばせたくなる本
“かばんに忍ばせるだけで愛着がわく”**
本が完成して手元に届いてから、
さらに読者から感想が届く中で、
「ようやく“形になった”という実感が湧いてきました。
枕元に置いたり、かばんに入れておけるだけで愛着が湧きます。」
と語っています。
紙の本だからこそ得られる存在感——
それがこの作品の大きな魅力のひとつです。
カフェを愛する人に
Nishi-Tei のお客様
カフェを愛する人
お店づくりの裏側に触れたい人
“居場所”の作り方に興味がある人
10年を形に残したいと思っている人
誰かの営みの温度を本で感じたい人
読めば、静かで確かな“店主の眼差し”が伝わり、
カフェという場所を支える日々の積み重ねに胸が温かくなる一冊です。
書籍情報
タイトル: the Book of book&cafe Nishi-Tei 〜10周年、ありがとうございます〜
著者: Makiko
発行: Booko出版
発売日: 2025年6月20日
仕様: 写真・文・編集すべて著者自身による記念本
制作期間: 約6か月