Booko出版

ちょっと変わった人ほどすごい作家になれる

著者インタビュー

10周年の思い出を「本」という形で残した理由

Makiko(まきこ)

〜10周年、ありがとうございます〜

the Book of book&cafe Nishi-Tei

著者:Makiko

ページ数:96

価格:1340円+税

Q. 記念本を作るきっかけは?

10周年の記念に、何か“形に残るもの”をつくりたいと思ったのが始まりです。
お店を続けてこられたのは、お客様と仲間のおかげ。その感謝の気持ちを一冊の本に込めたいと思いました。

 

Q. なぜ、紙の本を選んだのでしょうか?

本は電源がなくても開けますし、電波が届かなくても読み進められます。
逆に、本棚にしまったまま存在を忘れてしまうこともある——そんなシンプルさこそが、本の魅力だと思っています。

私のお店はブックカフェなので、ページをめくる音や紙の手触りも、カフェでの思い出と一緒に楽しんでいただきたい。その思いから、紙の本という形を選びました。

 

Q. 本づくりで特に大変だった工程は何でしたか?

校正作業です。何度も何度も自分の文章を読み返すので、フレッシュな気持ちと客観性を持ち続けるのが難しかったです。

また、過去の出来事を振り返る中で、当時インスタグラムに書いた気持ちと今の自分との違いに気づく瞬間もあり、それがとても貴重で面白い体験でした。

 

Q. 本が完成し、手元に届いたときの気持ちは?

 

すぐには実感が湧かなかったのですが、読んでくださった方から感想をいただくうちに、徐々に“形になったんだな”と思えるようになりました。

鞄に忍ばせておけたり、枕元に置いておけるだけで、本への愛着が増していくのを感じています。

 

Q. この本を通して、読者に伝えたいことは?

 

10年間の思い出を一緒につくってくださったお客様と仲間への感謝です。
そして、Nishi-Tei という場所を大切に思ってきた気持ちが、ページをめくるごとに伝われば嬉しいです。